KYOTOGRAPHIE で京都へ向かった日は、ちょうど5月5日のこどもの日。私は京都へ行くことが決まったら、いつも事前に大好きな「菓子屋のな」のインスタをチェックして、生菓子などの予約をしています。今回はちょうど端午の節句のセットが案内されていましたので、迷わず予約。生菓子が2つと柏餅の「背くらべ」という名のセットでした。柏餅は単品でも購入可能ということでしたので、セットに柏餅を1つ追加して予約完了。あとは当日受け取りに行くのみです。
京都から自宅に帰って、美味しいお茶を淹れて早速いただきます。兜の形を模した、その名も「兜」は外郎と木苺あん、生チョコを使った生菓子。ほんのりブルーが爽やかな練り切り「真鯉」の中にはレモンミルクあんが入っています。尚武餅(しょうぶもち)と名付けられた柏餅は、外側はプレーンな白の団子生地ですが、頬張ると中から粒あんと緑が鮮やかなよもぎあんが顔を出します。よもぎあんが本当にいい香りです。どれもやっぱり流石の美味しさ。子どもの節句用のお菓子なので、今回は「のな」らしい洋酒使いは感じられませんでしたが、フルーツの酸味があんこの甘さを引き立てる独特のマリアージュは健在で、やはりのなの和菓子は満足度が高いです。次、京都へ行くときもまた予約して食べたい。そう思う、大のお気に入りの和菓子屋さんです。