


大相撲名行司の名として多くの人に知られる木村庄之助。その二十二代を務められた方の御子孫が経営されるお菓子司が「庄之助」。神田須田町と深川白河店の2店舗がありますが、私が通っていた神田須田町のお店は今年の6月いっぱいで店じまいとなりました。哀しすぎる…
看板商品の「庄之助最中」以外にも、たくさんの名品があり、特におすすめしたいのが、「萬祝(まいわい)」という名のお赤飯。小豆のふっくらとした火の入り具合は、炊きすぎず固すぎず皮の破れがほとんどない絶妙の炊き上がり、餅米の粒立ち、強過ぎない塩気、と非の打ち所がない按配のお赤飯。備中の小豆を使っていて粒が大き過ぎないのも上品です。実は子どもの頃はあまりお赤飯が好きではなかったんです。豆を炊いた時の臭いがあまり得意でなく、小豆の他にも、グリーンピースやいんげんなど豆全般を避けていたように思います。ですが、好みというのは大人になると変わってくるもので、笑。今ではあんこも大好き、お赤飯も大好きです。お祝い事の進物用には人数前に合わせてサーモンピンク色の可愛らしい箱が用意されていて、ちょっとしたお遣い物にも最適です。
今回は評判の良い「ゴマ大福」も買ってみました。胡麻餡ではなく包んだお餅に白胡麻が練り込まれています。できればこれは買ったらすぐに食べたいお品。というのはお餅にはイマドキのような添加物が入っていないので、固くなるのが早いです。夕方家に帰ってから食べてみましたが、すでに固くなっていました。薄皮のお餅なのでそれほど気になりませんが柔らかいうちの方が美味しいだろうな。口コミに「フライパンで焼き餅風にすると美味しい」「とありましたので、残りは焼いてみました(写真右下)。お餅も柔らかくなり焼き目と胡麻の香りが香ばしく復活して美味。餡子も美味しい。薄く焼き目をつける関係でちょっと潰してみたところ見た目が梅ヶ枝餅っぽくなりました。
国技館や百貨店での一部商品販売は、これまで通り継続とのこと。私はお赤飯を求めて今後は深川白河店に通うことになりそうです。

