

大手まんぢゅうのパッケージに使われいている梅模様の紋を見ていて思い出したのが愛媛の「山田屋まんじゅう」。そういえば山田屋まんじゅうのパッケージにも梅鉢紋(天満宮でよく見かけるあの紋です)が上品に使われていたなと。山田屋の歴史は創業慶応三年と古く、初代は高辻源蔵氏。高辻氏ということは、やはり菅原道真公の流れを汲む氏ですね。この辺り(中四国)に多い紋なのかしらと思って調べてみましたら、「大手まんぢゅう」のほうは2代目店主の奥様が「梅」さんというお名前だったところから梅紋を使われるようになったそうで、全く別の由来のようです。
わずか22グラムの小さな一口サイズのおまんじゅう。極限まで晒したこし餡のあっさりとした口溶けと、包んだ餡子が透けるほどの極薄の皮。「おまんじゅう」と呼ぶにはあまりに上品な佇まいと味わいに初めて食べた時にはちょっと感動したのを憶えています。久しぶりに食べたくなり近くの百貨店へ。そしたらいつもの諸国名産売り場以外に偶然にもポップアップで出店されており、「まろぶ」と「こきび」という新しい姉妹品が増えていたのを初めて知りました。これはもう買って帰るでしょう、笑。



「まろぶ」は手亡豆と白双糖を使った淡雪のような白いおまんじゅうであっさりとした味わい。「こきび」は同じく手亡豆に沖縄県産さとうきびだけを使ったきび砂糖で仕上げています。「まろぶ」の上品な甘さも捨て難いのですが、私はきび砂糖のコクと風味豊かな香りが楽しめる「こきび」が気に入りました。諸国名産売り場には、スタンダードな山田屋まんじゅうだけしか置いていないので、是非是非こちらの二つも常備してもらいたいです。