先日、鳥越のSyuRoへ食器を買いに出かけた時に、たまたま通りかかったdoremifa という古道具屋さん。小さいお店ですが、たくさんのものが所狭しと並べられ、ぎゅっと詰まった感満載の素敵なお店です。そこで、ついに今まで気にはなりつつ知識が乏しいので二の足を踏んでいたフランスヴィンテージのプレートに手を出してしまった。ところがこれが使いやすい。スズランの絵があしらわれたちょっと深さのあるプレート。「お料理盛るのに柄物は使いにくい」と勝手に思い込んでいた先入観がいとも簡単に覆される。これに気をよくして、もう1枚欲しくなってしまった。
とはいえ、西洋アンティークには詳しくないので、お店をピックアップして回るのも骨が折れそう、と思ったので、出かけてきました。大江戸骨董市。
国際フォーラムで月に2回週末に開催されています。和骨董、西洋アンティーク、美術工芸品のほかに、北欧雑貨など手軽なものもあり、たくさんの人で賑わっていました。
で、あちこちお店を見て回ったのですが、目当てのプレートはいくつか候補には上がるものの決め手に欠け、結局、明治期の清水焼の手塩皿を2枚、求めました。お皿が気に入ったのはもちろんなのですが、店主がとても若い方でお客様への説明が初々しく、なんだか好感が持てたというのが理由のひとつでした。お話ししてみると、なんと今回が初出店だそう。いまはお店を持たずSNSを利用しての活動で、「今後は知り合いのお店で修業させてもらう予定なんです」なんてお話を聞いたら、応援したくなっちゃいますね。
気持ちのよい出会いがあり、良い買い物ができました。佳き一日。