ブックエンド、大型本だと重さに負けてしまって支えられない、、、っていうお悩みありません? それを解決してくれたのが、このAJI PROJECTのロックエンドです。庵治石とは、香川県牟礼町で産出される石材。花崗岩の一種ですが、石英と長石に少しの黒雲母が含まれているため、「斑(ふ)」と呼ばれる珍しい表情が生まれます。水晶と同じほどの硬度を持ち、風化に強く、磨けば磨くほど艶の増す庵治石に魅了されたのが世界的彫刻家のイサム・ノグチ。彼は晩年、この地にアトリエを構えました。現在も牟礼町には当時の住居と晩年の作品を展示した「イサム・ノグチ庭園美術館」があり、週3日のみの公開、見学予約は往復ハガキでの申込のみと、なかなかハードルは高いのですが、その立地、景観、作品のすべてが、とても見応えのある美術館です。
この庵治石をもっと広く知ってもらうために生まれたブランドがAJI PROJECT。ブックエンド以外にも、フラワーベースやプランター、プレートやコースターのほか、その重さを活かしたドアストッパーや漬物石まであります。ウチのロックエンドはXLサイズで、左右のセットで5kgを超えるどっしりとした安定感。サイズ展開はS、L、XLの3サイズで、一つの石を真ん中で切り、左右がピッタリとくっ付くようになっています。切った面は綺麗に磨かれていて光沢があり、外側のごつごつした手触りと切断面の艶のコントラストが印象的。底面は傷がつかないように綺麗に磨き上げられているので、本の重みで滑らないように滑り止めが四隅についています。よくあるブックエンドだと底面の滑り止めがついていても、ずれてきてしまうのですが、石が重すぎて全く滑りません、笑。
自然素材なので、どんな本のデザインでも色が喧嘩せず浮くことがありません。部屋のインテリアにもスッと馴染む佇まいです。