名古屋のタイ食堂、ヤンガオのゲーンハンレーカレーは虜になる旨さ

東海エリアのカレー探訪、続きます。

名古屋市西区・浄心にお店を構えるヤンガオ。オーナー夫妻は7年間のタイ在住を経て、帰国後、ヤンガオをオープン。看板メニューのゲーンハンレーカレーはタイ北部の郷土料理だそう。友人からここのカレーが美味しいと以前から聞いていて訪れてみた。ご主人はグラフィックデザイナーとして会社勤めをされていた際にバンコク支社へ転勤となられたそうで、店内は要所要所にポップなアジアンデザインが利いたオシャレな内装。バッグやTシャツ、オリジナル雑貨などタイの街角を想起させるようなキッチュなグッズが並ぶ楽しいコーナーも。グッズはヤンガオのホームページにあるONLINE SHOPからも購入可能でラインナップもかなり秀逸。

早速、カレーの注文を。まずは看板メニューからでしょうということで、ゲーンハンレーカレーをオーダー。やって来たカレーは目の前に置かれた瞬間、鼻腔をくすぐるいい匂いにまずやられます。三角に盛られたジャスミンライスの頂上には黄色の旗。こういう感じ、いいですね。ホーローやアルミの軽い食器に小さな木の椅子も相俟ってつい「給食」を思い出してしまう。待ちきれず、早速アルミの軽い匙でカレーを一口すくって口に運ぶ。辛さと甘味のバランスが秀逸。そして奥行きもある。辛さ、甘さ、酸味がそれぞれ主張しつつも融合。美味しいなあ。水菜とにんじん、ローストピーナッツ、マンゴーチャツネなどの副菜やトッピングを少しずつ混ぜて食べ進める。よく考えられた組み合わせだなあ。あっという間に完食。ごちそうさまでした。絶対、また来る。今度は「エビとタケノコのクアカレー」を食べようっと。

後日、たまたま寄ったMUJIでカレー売場を物色中、「ゲーンパーカレー」なるものを発見。説明にはタイ東北地方発祥のカレーとある。これは、ヤンガオで食べたゲーンハンレーカレーのことでは? 迷わず、購入。早速食べてみた。ヤンガオのものとは少し違ったけれどなかなか美味しかった。較べてみると、ヤンガオのカレーがいかに工夫されたものだったかがよく分かる。でもMUJIのカレーもレトルトながらものすごく健闘していた。というか、MUJIのレトルトカレー、マニアック過ぎん?

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