とある日の池尻大橋散歩

植原亮輔さんと渡邊良重さんによるクリエイティブユニットKIGI(キギ)が運営するOFSギャラリーでやっている展示を見に行くついでに、昨年リノベーションされた池尻大橋の大橋会館へ。小規模ながらオフィスやレジデンス、ホテル、ショップからサウナまで気になる施設がオープンしています。今回は1階のレストラン、Massif(マッシーフ)へランチに伺いました。

日本橋の人気ベーカリーカフェ、Parkletが手がけるお店とあって店内入ってすぐに目に入るパンや焼き菓子のディスプレイに目を奪われつつ、ランチ利用の旨告げると、店員さんが奥のテーブルへ案内してくれます。木の温かみとコンクリートが絶妙にマッチした店内は自然光降り注ぐ開放的な空間で、スタッフのフレンドリーさも相まって、心地よい昼下がりの空気感で溢れています。近所に住んでいたら毎日お茶に通ってしまいそう。

メニューをしばし眺めて迷う。この後、TORO PAN TOKYOへも寄るつもりなので、軽めに「鯵のエスカベッシュのダッチベイビー」にしました。材料にもこだわりが感じられるヘルシーな具材で美味。酸味の効いたソースがベストマッチでした。早々に食べ終わったものの、もう少しこの気持ち良い空間に身を置いていたくて和紅茶を追加オーダー。お茶を飲みながら夜はナチュラルワインとINUAの遺伝子を受け継いだお料理をいただけるとのことなので、心の中でひっそり再訪を誓いました。

池尻大橋にはもう一つ、お気に入りの場所があります。それはスターバックスコーヒー。といっても、あの緑の看板はありません。店名もNeighborhood and Coffeeなので知らない人はそこがスタバとは気づかず通り過ぎてしまうかも。スタバが積極的に出店してこなかった住宅地で周りの環境に溶け込むようなくつろぎ空間を提供するというコンセプトの新業態店ゆえ、ウッディな外観でロゴデザインも焼印でひっそりとあるだけと、まるで存在感を消すかのような馴染み具合。店内に入るとアメリカンダイナーみたいなイナタイ空気感が漂います。落ち着く。大人数で来ておしゃべりするというより一人でそれぞれの時間を過ごすというスタイルのお客さんが多いです。私服の店員さんが笑顔で迎えてくれ、メニューはスタバのリザーブロースタリーで提供されるドリンク類。フードメニューも独自なラインナップです。ほっこりと美味しいコーヒーを飲める上、充電できるカウンター席もあったりとスタバの使い勝手の良さはそのまま。池尻でゆっくりソロでアーバンなコーヒータイムを楽しみたい方はぜひ。

帰りはトロパンで、パンオショコラとドーナツとカレーパンを買って帰りました。大満足。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA